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<<   作成日時 : 2011/01/13 00:58   >>

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艶入れ作業は続き、某日上げ艶に。

荒砥で線や面を決め、以降細名倉までそれを維持しつつ、より正確に整えながら砥石目を完全除去(この”完全除去”が他の刃物類とは別次元で行なわれます)。
数日間内曇を効かせ、刀の中に有る物を全て出す。
そして最終的にどう見える様に仕上げるかは、地艶と拭いの作業で決まります。
長く続いた一連の作業の集大成です。

地艶は、同質の物でも「大きさ」と「厚さ」を変えれば刀身に与える影響は驚くほど変わり、地肌が全く別物に変化します。
この二つの要素に「質」を加えると、かなりのバリエーションが生まれます。
さらに、指を動かす速度、長さと強さでもかなりの違いがでます。
あと灰汁の濃度と。

基本的には柔らかい艶ほど肌が伏さりそして曇り、硬いほど晴れます。
大きいく厚い艶ほど大肌が強調され、薄いほどそれが和らぎます。
薄く細かいほど大肌が消えます。 しかし柔らかいと小肌も消えます。

組み合わせは無数に有ります。
これらをこの後の拭いの質に合わせて調整し、進めて行きます。
拭いも材質、粒度の違いによりかなりのパターンが有りますので拭いの力を考慮して艶を終了します。
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※艶入れ以降の画像はデジタル画像の性質上、刀身の実物よりも肌の出方が強く見えたり肉眼では全く確認出来ない色ムラが強調されたりと、画像としては課題の残る物です。  それらを解決するには部分画像を使用すれば済むのですが、工程の紹介と言う意味であえて刀身全体画像を使用致します。

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