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<<   作成日時 : 2011/02/10 00:15   >>

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某日、裏の刃取りが完了。(工程を紹介する都合上、「表が完了し裏に移り、裏が完了」と言う風に綺麗に進んでおりますが、実際は表を刃取ったり裏を刃取ったりと表裏の調整を行いながら研磨を進めています)
刃取りは、刃文にかなり忠実に細かく刃取る方や、刃文に縛られず(縛られずと言う表現は正確では無いと思いますが簡単に言い表す良い言葉が見つかりません)かなり大きく刃取る方などさまざまですが、私は大きく取る刃取りを理想としています。 もちろん何でもかんでも大きくやってしまう訳ではありませんが。
しかし「大きく刃取る=手抜き(細かく刃文に忠実に刃取る方が技術が要り時間がかかる、大きく取るのは細かく取る技術が無くまた時間短縮の手抜きだと)」と見る方が以外と多く居られます。
まったくその通りの理由で簡単な刃取りで済ませて居る刀も沢山有りますので、考え抜いた末の大きく滑らかな刃取りとの違いを見分ける事は初心者の方には難しいかもしれません・・・。
私は大きな刃取りを理想としていると言うだけで、まだまだ刃文の谷を刃取りの山とするのにも毎回大きな勇気を必要としています。
刃取りの才能の有る人は刃文の構成から瞬時に刃取りのイメージを完成させ、躊躇無く大胆に刃取る事が出来ると思いますし、結果無駄な過程を省き短時間で完成出来ると思います。
この辺のところは、経験でカバー出来るのかどうかどうも微妙な感じがします。
後は砥石の質です。 
画像

棟の磨きは既に終えておりますのでこれで全ての研磨が完了です。(今回は平造りでしたが鎬造りの場合はこの他に鎬地の磨きや横手を切る作業、鋒をナルメる作業などがあります)



※艶入れ以降の画像はデジタル画像の性質上、刀身の実物よりも肌の出方が強く見えたり肉眼では全く確認出来ない色ムラが強調されたりと、画像としては課題の残る物です。  それらを解決するには部分画像を使用すれば済むのですが、工程の紹介と言う意味であえて刀身全体画像を使用致します。

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