天然砥を

本日は砥石屋さんへ。 今朝は雪が積もっていましたので一瞬山を心配しましたが、家の外に出てみると比叡山が明るいのでこれなら大丈夫でしょう。 愛宕山付近。 砥石山独特の山並み。 この雰囲気の山ならどこを掘っても砥石が出てきそうな気分になります。 実際それに近いとも言えるのですが・・。 内曇砥 砥石各種 案外知られて居なかったりするのですが仕…

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押形の

押形作成で茎をとる時、石華墨派、インク派、その他色々有りますが私は石華墨派です。 しかし好みと完全に合う硬さの石華墨が入手し辛くちょっと苦労しております。 様々な方法を試して来ましたが、色鉛筆がちょっと良いかも知れないのです。 インクやカーボンには及びませんが、石華墨よりはかなり鮮明に銘が出ます。 後から銘の縁を補う必要も有りません。 しかし芯が細いため色ムラが出来易く、茎の縁をと…

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ためし

先日来試し研ぎ。 一振りの刀には幾通りかの仕上げ方があります。  刃取るか差込かと言う違いではなく、地鉄をどう上げるか、拭いはどうか、それに伴い刃取りの色と調子はどうかと言う違いです。 私の場合多くは艶の選択と拭いの組み合わせで悩みます。 それほど悩まぬ時は過去の経験を基に最良と思う組み合わせで作業を行なうものなのですが、どうしても決めかねる時は試験的に寸刻みで違う仕上げを行い最良の方法…

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研ぎ場にて

本日は研ぎ場にて新々刀上々作二振り及び古刀最上作一振り拝見。 二振り古研ぎ、一振り研ぎたて。 日々の鑑賞の時、油を取り去るために打ち粉を使う方、使わない方と色々だと思いますが私は打ち粉は使用しない事をお勧め致します。 過去、ブログには打ち粉をポンポンと打ちそして拭うのが好きだと書いた事もありますが、それを特定の刀に対し何年も繰り返し行なうとなるとやはり良くないわけです。 刃取りが…

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ここ数日

ここ数日刃取り。 今日はもしかしたら柔らか過ぎる刀以外の刃取りについて一番重要な事がやっと分かった・・かも知れない。 20年目にして終にか。 今まで自分の手の動きに騙され続けたようです。 過去に何度も試した事は有るのですが、刀の硬さ・にえ方、刃艶の質・厚さ・・・この条件と行なおうとする事、そうであると信じる気持ち・・これらが上手く整わなければ正しい事を行なっていてもそれに気付かず…

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刀は重い

先日、樋の無い居合刀に樋を掻きました。 とにかく軽くしたいと言う事で深めで広めの棒樋と広めの腰樋をお願いする。 少し小さめの刀身でも有りましたし、頑張っても105グラムほどしか減らないと言う事で帰って来ました。 この辺がせいぜいなんです。 本日は研ぎ場にて古名刀を拝見。 とにかく減っていない。 重いです。 鎌倉時代・南北朝時代の刀は重いです。 この後、100年でも200年でも…

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先日の砥石を

前回少しだけ書いた天然砥石を別の刀に当てる。 どうやら先日感じた通り間違いなさそう。 研ぎの世界に入り今年で多分20年目くらいですが、未だにこの様な衝撃的出来事が有るのです。 (これは自分で発見したのではなくお教え頂いた事です) こう言う事が結構コンスタントに来るんです。 20年と言うと結構そこそこやっていると思うんですが。 べつにボーっと研いで来たとも思いませんし。 …

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仕上げ

古研ぎ状態から下地を直し、ずっと大道のつもりで研ぎ進めて来ましたが、これ国廣ですな。 別の話ですが、 ずっと信じて来た事が全否定してOKかもしれない結果が出た。 強く望んで居た結果です。 天然砥の真の実力を見たのかも知れない。 次に控えている一振りで確定出来る。

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平成24年 京都支部新年恒例一本入札

昨日は支部新年会。 恒例の一本入札です。 しかし大サービスで、入札は一回のみですが三つ記入しても良いと言う事になりました。(昨年も同じ方式でした) 刀の横にヒント札が置かれています  一号 刀  ヒント札「関西では馴染み薄。 帽子の返りの止まりが表裏揃う)  二号 脇指 ヒント札「重要刀剣」  三号 短刀(脇指?) ヒント札「応永 ちょっと簡単」  四号 短刀 ヒント札「相…

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なし

例えば、「中、細名倉を適当に突き、内曇の刃引きを十数分だけ引いて地引きを数分引いて下刃艶を省いて下地艶だけをちょちょいと入れて上げ艶も飛ばして拭いをぴょいと差し、刃取りをせずに磨きもバフで。横手、ナルメは適当に・・・。」  今日は徳川美術館に行って来ました。 ここの照明は上に書いた研師の仕事と同レベです。  こう言う研ぎをされた刀と一ヶ月かけて研いだ刀を並べて展示しても大差無く見える照…

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出した砥石を

先日若者に手伝ってもらって倉庫から出した砥石です。 刃艶に良さそうな木っ端やら地砥に使えそうな硬い石やら。 石の粉まみれの物を携帯で撮っただけなので色が伝わらないですがなかなか良さげです。 それにしても、内曇や戸前の微粉末は手が荒れて大変です。 手荒れにめっぽう強い私もガサガサになります。 しかし角粉はもっとひどいです。 パリパリになります。 角粉は刀剣研磨では磨き工程で油分除去…

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無題

年中時間が足りないとぼやくが12月から5月くらいまでは強烈に時間がない。  毎年。 今年は特に酷い。 なんだこれは。 Twitterネタやなこんなのは

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初めの

今年一番最初に研がせて頂くのは新作刀です。 研磨前は銘も茎鑢も目釘穴もまだなのです。 新年最初の仕事として気持ちが引き締まります。 さて先日は若者に助太刀してもらい、砥石を探しました。 昭和3~40年代に販売されていたと思われる大平山の地砥を見つけました。 最近はあまり見る事も無くなった美しい色彩の砥石です。 しかしこの多くはかなり薄く割られてしまっておりました・・。…

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あけましておめでとうございます

本年もよろしくお願い申し上げます。 明日はちょっと助太刀を頼んだので砥石を出そうと思います。 良いのが見つかれば嬉しい。 あぁやっと仕事が出来る。 幸せ幸せ。 (年齢を重ねるごとに仕事以外の用事が多くなりますよね) 休み中、色々思いついてブログネタが沢山有ったのですがなんだか気持ちが変わってしまい書けないです・・。 こうして平らなブログに成って行きます・・。

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