昨日の続きで

刀を電球で透かして見た時、この様に足が多数入りにぎやかな直刃。(画像は押形を斜めから見た状態で実際の刀身に見立てています) これが押形になるとこうなる。 最初の画像と同じ押形を平面撮影。 30センチ中に15本の足を入れました。 一枚目の画像、互の目の連れた刃文と見てしまい尻懸等を導き出す事になるかも知れません。 しかし2枚目の画像から尻懸は思い浮かばないと思います。 当り前の現象で…

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刃文鑑定で

茎を隠して銘を当てる場合一般的に、姿から時代などを、地鉄から国や流派や位などを、そして刃文で個銘を特定すると言うような方法をとります。 刃文の特長は個銘を当てる大切な手がかりですので、書籍等でよく勉強する必要があります。 刃文の名称などを覚え、一振りの刀の中に本で見た刃文を見つけると嬉しくなるのは何年やっていても同じです。 慣れて来ると、細かな特長だけでなく、全体の刃文の構成などが見えて来…

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名槍

ここ10日ほどで出先にて槍を十数振り拝見。 かなりの名槍も多数あった。 八重の桜を見ていると十文字槍がよく出て来るので、無知な私は以前、なぜ?と思いネットで検索してはじめて知りましたが、宝蔵院流槍術は会津の地でも栄えていたのですね。 いつも大変お世話になっている方から頂いていた「会津、刀剣の美」をひらくと、刀の他槍も多数のっています。 直槍(じきそう)も十文字も。 会津の気風もあり…

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備後国

平成25年6月 京都刀剣入札鑑定会 今回は私が当番という事で、個人的に好みの作風が多い備後刀を5振り並べさせていただきました。  一号 太刀 備州住正廣作   (重要美術品)  二号 刀   大磨上無銘 古三原 (重要刀剣)  三号 刀   大磨上無銘 国分寺助國  四号 刀   大磨上無銘 国分寺助國  五号 刀   大磨上無銘 法華 備後刀は…

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共ハバキ

先日の鉄ハバキとその刀身です。 全く同じ鉄味。 まさに共ハバキ。 区はウブで(焼き出し映りが有るが再刃ではないので)目釘穴は茎尻に一つのみ。 茎はもっと長かったのでしょうが無造作に切断されています。 私が初めて拝見した当時は無かったのですが、新たに明智風の拵えが掛けられておりました。 新作の切羽は山銅。 大変古そうな鐔で、漆をかけていた痕跡があります。 よくこんな鐔が見つ…

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願えば叶うものです

そう、願えば叶うもので、先日ブログに書かせて頂いた鉄ハバキの付いた古い長巻の様な刀に再会する事が出来ました。 いやちょっとおもしろいものになっていましたのでまた書きます。

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大倉集古館にて

現在東京の大倉集古館にて「第四回 新作日本刀・研磨・外装 刀職技術展覧会」が、2013年6月8日(土)から7月28日(日)までの日程で開催されている。 所謂「刀職技術コンクール」である。 私などは、「ただ出品させて頂きそして結果が届き、それに一喜一憂し、表彰式だやれ遠いの大変だなどとわぁわぁ言いつつ東京に行き写真集を買って喜び、さてまた来年・・」と言って一年が終わる。 今年は表彰式…

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薩摩上げ

薩摩上げに掛ける拵えの簡単な図面。 所持しておられる方は画家さんで、サラサラッと描かれたもの。 あえて”寄せ集め”の小道具を使っておられます。 よい拵えになりそうです。 さて”薩摩上げ”ですが、過去何振りか研ぎましたが今回のものは少し大振りです。 語源ははっきりしないようですが、「日本地図、江戸側から見ると薩摩は日本の切っ先部分であり、そちら側から切り詰めて短くし、短刀に仕立て直した物。 薩…

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