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<<   作成日時 : 2013/09/04 00:45   >>

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研場にて本歌の天正拵えの中身を拝見。
大変貴重な体験です。
ウブ在銘(太刀銘)。 身幅尋常で反りが高い(一寸ほどでしょうか)。
少し長めの茎で先までよく反る。
室町時代、この刀が造られ、その後しばらくしてから天正拵えが掛けられたのでしょう。
今では「打刀拵」「天正拵」などとよんでいますが当時はなんと言ったのでしょうか。

この刀、区が大変深く、踏ん張りや刃区下の茎刃方のラインや全体の雰囲気が山鳥毛のイメージそっくりだと感じました。
先ほど名品刀絵圖聚成で確認しましたがやはりよく似ており、山鳥毛を少し縮小した様なもの。
刃こぼれまで似ています。(山鳥毛は茎先を少し戻しているようですが)
銘や茎の幅と銘とのバランス、肉置きなどは昔拝見した古山城の有成の雰囲気と似ていて驚きました。 
時代は全く違いますがこの様に共通する事もあるのかと。(有成(再刃)は一段と貴重でもしかしたら重美(こちらも再刃)の品以外にこれ一振りかも知れません。)
現代人の私にはかなりの範囲の物が全部同じに見えてしまうだけかも知れませんが。

本日拝見した天正の中身は、私にとって大変大きな意味がありました。
ありがとうございました。



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